相続で農地を売却?!

Question

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私は次男です。父の農家を継いでいます。父が亡くなり、母は私に農家を継がせるため、相続を放棄してくれました。 しかし、都会に出て行った長男が、相続分にしたがい、農地を半分渡すか、農地を売却して売却代金の半額を支払えと主張しています。

Answer

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あなたが農家を継ぐ以上は、農地を売却することはできませんし、農地を細分化したら生産能力が落ちるので、農地の半分を長男に渡すこともできないでしょう。
結局、共有にして、長男に対して、農地の使用料(つまり小作料)を支払い、農家を継続せざるを得ないことになりそうです。
父が、あらかじめ、農地を次男に遺贈するという遺言をのこしておけば、このようなことにはならなかったでしょう(※ただし、遺留分の問題はのこります)。

※なお、相続法の改正によって、2019年7月1日以降に相続が開始された場合には、遺留分減殺請求によっても不動産は共有とはなりませんので、遺言によって農地を全て次男に相続させることが可能になります。ただし、その場合でも遺留分の侵害額についての金銭の支払の問題はのこります。

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