体が悪くなってからは、近所に住む次男夫婦に世話になってばかりです。感謝の意味でも、次男に多く遺産を遺したいと思うのですが、可能でしょうか。
相続財産を世話になった子どもに対し多めに承継させる方法として、遺言書に財産の分け方を記載することで可能になります。
この際、後々のトラブルを避けるためにも、他の相続人の「遺留分」を侵害しない範囲で相続財産の分割割合を決めることが重要です。
加えて、世話になった子ども以外に対しても、感謝の気持ちや遺言を書いた思い・経緯などを付言事項として書き残すことで、より円滑な相続が実現できることもあるでしょう。
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