日本では高齢化が進んでおり、個人事業主についても高齢化が深刻になってきています。特に後継者不足に悩んでいる事業主も少なくありません。
また、親が高齢になり、個人事業について引き継ぐにはどうしたらよいのか、あるいは、相続対策としてどのような準備をすればよいのかわからないという方もいると思います。
そこで、本コラムでは、個人事業主の相続対策や事業承継における手続きなどについて解説していきたいと思います。
公開会社でない株式会社では、いわゆる「名義株」を放置していることがあります。しかし、名義株があると相続時に思わぬトラブルへと発展する可能性があります。また相続税対策のために名義株を利用している事例もありますが、そうすると税務調査が入り、追徴課税される可能性が高いので注意が必要です。
本コラムでは、相続の場面で名義株にどのような問題があるのか、トラブル事例や注意点について、ベリーベスト法律事務所の弁護士が解説します。